2014年05月05日

リスクの無い投資の場合(2)

例えばインデックスリンク債では2030年満期という超長期の期間中、3.6%の税込み利回りが得られ、個人の税引き後ベースでは約3%の利回りとなる。
これは実質ベースの利回りである。つまり、消費者物価のインフレ率に上乗せされる利回りの水準である。
リスクのない投資案件の場合、少なくともリスクフリーレート(非危険利子率)以上の投資収益が求められる。例えばイギリス国内の投資案件で、かつキャッシュフローが実質(インフレ調整後)ベースで予測されている場合には、そのキャッシュフローに対する割引率には、イギリスの実質リスク・フリー・レートを用いるべきである。



Posted by financeman at 13:54│Comments(0)
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